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石工具・のみ、ノミの注意点

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西谷商店
 

ノミを扱う際の注意点があります。石工さんはそれをよく守っています。それは長年の体験であったり、先輩や仲間の体験をもとにしています。
多くの彫刻家や大学の石彫場での学生さんはあまりに関心がないように見受けられます。というよりは絶対的経験の少なさと、しかるべき教えを受けていない無知、そして何かある種の傲慢さからきているように感じます。
ハツリのみ(黄銅巻き) 12×12×35mm
「ノミ」は「セットウ」とで対になっています。それらを利用するということは、つまり硬質の金属同士がぶつかり合うということです。ここでも経験値が重要になりますが、石彫を始めて間もない時期はノミに当てることがとても難しいものです。どんな熟練の石工さんでさえも、状況によってはセットウを振った時、のみの頭の中心から外れてしまうことがあります。現場仕事をされている石工さんは特に、丁張りや水糸に引っ掛けてしまう場合があるのです。セットウがわずかにはずれてノミの頭をかすったり斜めにあたったりすることになります。これがノミの作業を行ううえでもっとも危険をはらんだ状況といえます。セットウでノミを持った自分の手を叩くことを初心者は恐れますが、そんなものはたいしたことがありません。私も通ってきた道です。晴れ上がったり血だらけになったりしたものです。しかし一番の危険は、ノミの頭が飛ぶということです。前述したようにセットウがノミの頭をかすった際、焼入れされた金属の角があたることになります。この時ノミの頭が欠けやすいのです。その欠けた金属の破片はものすごいスピードで飛んでいきます。拳銃の弾丸のように。その軌道は予測できません。

「ノミの頭が飛ぶ」
これが石の作業をする上での大きな危険といえます。その軌道が体に向かった時、避けるすべはありません。厚手のツナギを着ていても軽く貫通します。そして体内深くに埋没することになります。それが運悪く血管を傷つければ出血は止まりません。それが神経だったら、あるいは眼球だったら…。実際これで失明した人は何人もいます。体に入ったことがわかったなら、すぐに病院で摘出してもらうことです。ちなみに私もノミを持つ左腕にはいくつもの破片が埋まっています。特別支障がないのでそのままにしています。浅いところに留まったものは自分でカッターなどで抉り取っています。注意してもやはりどうしても避けられない場合があるのです。また、やっかいなことに、小さい破片は体に入った時気付かない場合があります。血の流れるどろっとした感触ではじめて気付いたりします。作業に没頭するのはよいのですが、ほどほどが無難です。
ハツリのみ(黄銅巻き) 12×12×35mm
 
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